身体の歪みを直して顔のたるみを内側から解消

意外な箇所が原因となることも

顔のたるみを手っ取り早く解消する1番の方法は、美容整形などの外科的手術です。しかし、外科的な処置となると大きな金額の出費がかかりますし、痛くなくて即効性のある方法があればそれがベストですよね。

意外な盲点「筋膜」の変質

顔のたるみの主な原因は、筋力の低下です。これは、筋肉が落ちるということだけではなく、筋膜の変質によっても起こります。

この筋膜とは、筋肉をはじめとする身体中の各器官をラップのようにくるんでいて、骨と骨とをつないだり、内臓を支えたりする働きをもちます。ラップのように薄い状態で全身に存在していますが、柔軟性に富んだ性質をもっています。

筋膜は本来、とても水分量が多くなっていて、それによって柔軟性をもち、さまざまな衝撃を吸収する働きもあります。しかし、加齢とともに老化して水分が減り、みずみずしさと弾力を失って変質していきます。

全身の各器官を包みながらつながり合っているので、1ヵ所が歪んでくると、全身に影響を与えます。ちょうど、1ヵ所ほつれた洋服のように、ちょっとした引っかかりから全身の歪みが生じます。

1ヵ所の引っかかりから、筋膜同士が干渉し合ったり引っ張り合ったりすることで、顔のたるみにつながるのです。

筋膜の歪み対策

顔のたるみを身体の内側から解消するには、筋膜の歪みを解消するのが近道になります。

この歪みを解消するには、全身の姿勢を整えるとよいといわれています。全身の姿勢というのは自分ではなかなか分かりませんが、1番簡単なのは壁に背中を付けてまっすぐに立つという方法です。

ひざを軽く曲げた状態で、かかとと頭の後ろを壁につけて立ちます。そのままひざを伸ばしていって身体の後ろ側全体を壁に付けるつもりでまっすぐに立ちます。その状態を事あるごとに繰り返して、正しい姿勢を身体に覚え込ませてください。

良い姿勢で過ごすことが習慣化すれば、筋膜の歪みも取れて、顔のたるみも自然に解消することができるでしょう。